2022年12月1日(木)~2023年2月1日(水) 国会議事堂コレクション展 —絵画資料を中心に―
 本展では、昭和女子大学元教授・近代文化研究所客員研究員堀内正昭先生寄贈の国会議事堂関連資料を紹介します。
 2021(令和3)年、堀内正昭先生から国会議事堂関連の錦絵11点、版画36点、資料2点を恵贈にあずかり、既存の貴重資料「国会仮議事堂階下之図」「国会仮議事堂階上之図」と併せて本学図書館の特殊コレクションとしました。
 現在の国会議事堂は1920(大正9)年から約17年をかけて1936(昭和11)年に完成しましたが、ここに至るまでに仮議事堂は4棟存在しました。その間建物の焼失は2回。本展では、1890(明治23)年11月竣工後、わずか2か月で焼失した初代(第一次)国会仮議事堂に関わる貴重な資料を展示します。
 国会議事堂の研究は、建築史のみならず、国の政治体制や権力などの政治学、議論・議場の歴史など様々な面からなされています。多くの方にご高覧いただき、国会議事堂という建築物から政治のみならず、ひろく当時の社会を考えていただく機会になりましたら幸いです。
 最後になりましたが、開催にあたり、堀内正昭先生には、展示企画、資料選定、解説指導、説明動画作成など、多大なるご支援ご協力を賜りました。厚く御礼申し上げます。

二〇二二年十二月吉日
昭和女子大学図書館
国会議事堂コレクション展 —絵画資料を中心に―
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