2021年12月1日(水)~2022年2月2日(水) 図書館コレクション展-源氏物語の世界-
本展は、図書館コレクションの中から、「源氏物語」をテーマに図書館と光葉博物館の2会場で開催いたします。
紫式部によって書かれたと言われる『源氏物語』は、多くの作家が現代語訳を試みていますが、その中から、与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、田辺聖子、瀬戸内寂聴、橋本治、林望、角田光代の資料を展示します。
『源氏物語絵巻』は、現存する徳川美術館所蔵、五島美術館所蔵の複製版の中から、「夕霧」と「橋姫」を展示します。
また、初出陳の与謝野晶子の自筆資料「源氏物語礼讃十首」や「源氏物語澪標(みおつくし)」では、晶子の繊細な筆使いをご覧いただけます。
光葉博物館では、大型資料の「源氏物語絵貼交屏風」や与謝野晶子直筆の巻子本「源氏物語礼讃五十四首」を12月13日(月)から展示いたします。
本展をご高覧いただき、「源氏物語」の世界に触れる機会となれば幸いです。
令和3(2021)年12月1日
昭和女子大学図書館