本展では、食と文学をテーマとして、飲食店や食べ物が登場する近代の文学作品を紹介します。併せて十月二十五日(火)から光葉博物館で開催される特別展「江戸の名門料亭八百善　その食と文化」に関連した所蔵資料を展示します。
　飲食店や食べ物が登場する明治から昭和にかけての文学作品を和食、洋食、和菓子に分けて展示し、八百善が江戸にあったことから、近代の文学作品も東京をその範囲としました。八百善関係資料としては文学作品をはじめ、八百善が登場する著作を紹介しました。
　また、所在がわかった飲食店は地図に表示しました。現存する飲食店もあります。
　多くの方に御高覧いただき、食を通じて文学作品に触れていただく機会になりましたら幸いです。

二〇二二年九月吉日