図書館特別展「コレクション紹介 1950’s~1960’s」

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7月6日(金)~8月3日(金)図書館特別展「コレクション紹介 1950’s~1960’s」

 今年度は、図書館開設70周年を記念して「特殊コレクションヒストリー」をテーマに特別展やイベントを開催しています。 昭和女子大学は、第二次世界大戦後のあらゆる物不足の中で、全国の卒業生、学生、父兄からの図書の寄贈により昭和23(1948)年11月に和漢洋書合わせて2万8千冊の蔵書を備えた、木造瓦葺平家建て総坪数94坪、書庫20坪、閲覧室47坪の図書館を開設しました。その4年後には4万冊に達したため、書庫増築は必至となり、昭和29(1954)年に鉄筋コンクリート3階建て160坪の図書館が竣工しました。蔵書の基盤が整った図書館は、昭和30(1955)年の与謝野文庫の設置を皮切りに、学問と研究領域の発展につながる特殊コレクションの収集、整備が活発になります。蔵書数の増加は勢いを増し、昭和37(1962)年12月には、鉄筋コンクリート5階建て総坪数515坪の図書館(現6号館)が竣工、開館しました。
 今回は、図書館変容期にあたる1950~1960年代に収集した特殊コレクションを中心にご紹介します。この年代に図書館は、国内外の文学研究関係資料を収集し、与謝野文庫、吉田彌平文庫、オマル・ハイヤーム文庫、折戸忠作文庫、金子健二文庫、中島健蔵文庫を設置しました。与謝野晶子自筆短歌や旅先からの絵葉書、御伽草子関係の絵入写本、英語・英米文学研究用の「英研」資料、英国詩人エドモンド・ブランデン氏の来校記念の自筆英詩はいずれも必見の資料です。
 図書館と特殊コレクションの歴史とともに、作家や学者等の想い、本学における教育、研究活動の一端についてご理解が深まれば幸いです。

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